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三津田信三 『幽女の如き怨むもの』 第一部 花魁



幽女の如き怨むもの (ミステリー・リーグ)

ようやく!

よ~う~や~く~!!まとまった時間がとれたので読み始めた!

三津田信三最新刊である。

現在、第一部 花魁 初代緋桜の日記まで読了

体裁からいって、四部構成の全てが独白形式で書かれるのだろうか

題材のせいもあり、前に読んだ松井今朝子の『吉原手引草」を彷彿とさせるが

そんな細かいことはど~だっていい!

そんぐらい面白い、見事な導入の第一部だった。

いやぁ~、三津田信三!期待を裏切らんなぁ~!

内容はお得意の怪異あり、謎あり、恋あり、冒険あり!

こんだけでお腹いっぱいになること請け合い!

まだまだこれが導入だってこと考えると、先が楽しみでしかたない

正直、早くも今年のベストになるんじゃないかと期待してしまうぞ

ひとやすみして続きを読もっと~
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by kerohiko | 2012-05-04 17:07 | 本棚

有川浩 「塩の街」

有川浩 「塩の街」

有川浩のデビュー作である

設定は非常に荒唐無稽だが、とってもおもしろかった

震災に心を痛めているひとにこそ読んでほしい

そんな本だ

特に最初の章は予備知識なしで読むことをお勧めする
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by kerohiko | 2011-05-12 09:13 | 本棚

東川 篤哉 「謎解きはディナーのあとで」

東川 篤哉 「謎解きはディナーのあとで」

今本屋で絶賛販売中の作品である

本屋大賞第1位!

ってことでどの本屋でもポップなんかつけて一押しだ

んで、読んでみたのだが

なんだこれ?

びっくりするほど面白くない

女性刑事(実はご令嬢)が捜査内容を執事(慇懃無礼で悪舌)に相談すると、

たちどころに執事が事件を解決する

いわゆる安楽椅子探偵ものだ

推薦では「会話がとにかく面白い!」とか言ってるが、そんなことはない

推薦者はこれまでどんだけ貧しい読書をしてきたのだろうか

「ユーモアあふれる本格ミステリ」ってのも帯に書かれてたけど

どこが本格なのかさっぱりわからない

肝心のミステリ部分は執事が謎解きするためにつくられたパズル的な

事件に過ぎず、なんていうが、事件が全部人ごと

本屋大賞の推薦は2度と信用しない
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by kerohiko | 2011-04-21 14:36 | 本棚

eBookJapan

eBookJapanが電子書籍の販売を拡充!

Mac,iPhone,iPad,Androidに対応!

おおー

じわじわっと電子書籍の波が来てるなぁ

コンテンツは充実しつつある

あとはサービスだなぁ

思い切って旧作は紙書籍の半額くらいにすれば爆発的に売れるだろうに

先にインパクトのある売り方して顧客囲い込んだとこが勝つ気がするなぁ

業界の反発とかあるのかなぁ

それにしても笑ったのが某BookJapan(某の意味なし)の電子書籍紹介コーナーの一文

電子書籍って何が良いの?
・本の置き場に困らなくなります
・本を全部持ち歩けます
・何年経っても劣化しません
・在庫切れすることがありません
・欲しいときにいつでも買えます
・ナイショの本も買いやすいです



最後のは、わざわざ明記するか?普通?

そんなのはナイショ本を買う人は百も承知だろうに

担当者がこの文を考えて、部課長会議なんかでプレゼンしてる様を想像するとさらに笑える

若い社員が、

「わが社としては、電子書籍の優位性をアピールするために、
 ナイショの本の買いやすさを全面に押し出して!」

とか熱弁ふるってて、50がらみの偉い人が、

「よし、それでいこう」

なんて言ってたりしてね

気分はもうプロジェクトXですよ

ナイショ本だけど

おっと

話はそれたが、上記のナイショ本以外の点は電子書籍の優位性をかなり的確にアピールしてる

何よりもスペースとらないってのと、経年劣化なしってのはいいっすね

そんなわけで、電子書籍を買うようにすれば我が家の本まみれ問題も片付くはずだ

そのためにはやっぱ、iPad2って必要だよねぇ…



う…うまいこと話がつながった?つながったよね?おとうさん?
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by kerohiko | 2011-03-07 11:48 | 本棚

デイビッド・ベニオフ 「卵をめぐる祖父の戦争」

デイビッド・ベニオフ 「卵をめぐる祖父の戦争」

ちょっと前から気になっていた本作、ようやく読んだ

作家であるベニオフがロシア人の祖父に、かつての戦争の話を聞く

祖父はゆっくりと口を開き、語り始めた…

戦時下のロシア

夜間外出禁止令を破り軍に捕らわれた少年は、収容先で偶然同室となった男と

ある任務を遂行することとなった

その任務とは、1ダースの卵を手に入れること

1ダースの卵ったって、戦時下の、しかも冬のロシア

卵はおろか、普通の食い物もほとんどない

作中出てくるステキ食べ物といえば、”図書館キャンディー”ですよ

図書館の本をばらして糊部分の樹脂をキャンディとして食う

うまいとかまずいとかいう次元ではなく、命をつなぐために食う

そんな状況で一体どこに卵なんかあるというのか…

全編凍土!苛酷なりロシア!

いやー面白かった~

チャイルド44も極寒だったが、これも寒い冬に読むにかぎる

原題:CITY OF THE THIEVES

がクールでかっこいいんだけど、邦題の方が興味をそそられる

失敗が尽きない洋画の邦題と違いうまくいった希有な例か

「卵をめぐる祖父の戦争」

うん

必要・十分なタイトルだ
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by kerohiko | 2011-02-23 15:08 | 本棚

有川浩 「キケン」

有川浩 「キケン」

図書館戦争の人ですな、有川浩(図書館は未読)

「キケン」は、某大学の機械制御研究部のこと

大学サークルの活動を通じて起きる出来事を軽いノリで読ませる

自称、大人向けライトノベル作家ってのに妙に納得

読んだ最初の印象は、ズバリ「光画部」ですな

傍若無人ながら絶大な力を持つ先輩とその後輩たち

(そういえばオフロードバイクまでかぶってるな)

「大学時代の思い出」を妻に聞かせる設定で、個々の思い出が

ショートストーリーとなっている構成がなかなか素敵

大人になってしまった男の子

ラストがいい
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by kerohiko | 2011-02-18 10:01 | 本棚

三津田信三 作者不詳

三津田信三の作者不詳(文庫版)を読み始めた

新書版はもう読んだのだが、文庫化にあたり改訂されている

表紙絵も村田修の妖美人画へ

肝心の中身は…

ありゃ?冒頭からいきなり違う?

新書版が手元にないので比較できないが、これってかなり全面改訂じゃないのか?

うわっ

やばい

迷宮草子に取り込まれてしまいそう…
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by kerohiko | 2011-01-07 13:27 | 本棚

夢枕獏 「魔獣狩り」

夢枕獏 「魔獣狩り」

いや~

ついに完結!魔獣狩り!

夢枕獏の出世作であり、最長シリーズがついに完結!

高校時代から読んでたんだよなぁ…

魔獣狩り最初のころはすげー強引な話で、でもパワーだけはある感じだった

あのシリーズがこんな変遷をたどり、ここに着地するとは…

個人的にはうまいこと原点回帰して終わったという印象だ

ラストのサイコダイブであんなことが起きるとは…

下手すると話が大きくなりすぎてクリスタルスカル一歩手前な感じだけど

ぎりぎりセーフだと思う

次はキマイラ完結を期待
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by kerohiko | 2010-12-20 16:17 | 本棚

新耳袋

実話系怪談 新耳袋

落ちの無い話が多く、かえってリアルな感じが怖いかも

物足りない感じもするけどそれはそれでよしとしよう

超怖シリーズは描写に編者の習慣が入りすぎてて創作っぽい

その分そこには当然技巧があるのでもちろん怖い

そういえば超怖い話のDVDはよくできてたなぁ
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by kerohiko | 2010-11-08 14:54 | 本棚

クリスチアナ・ブランド 「はなれわざ」

クリスチアナ・ブランド 「はなれわざ」

おお。すごい。

単純な真相なはずなのに、読ませるなぁ~

「疑惑の霧」同様に物語が進むにつれ、容疑者たちが違った側面を見せる。

誰が犯人でも成り立つ人間関係の構築がすばらしい。

「ジェゼベルの死」にも期待。
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by kerohiko | 2010-11-04 16:14 | 本棚