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ひとつの区切り

口蹄疫の種牛問題も最終局面

ぎりぎりのところで、つらい選択になった

殺処分受け入れ=種牛農家がコメント発表―宮崎口蹄疫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100716-00000066-jij-soci

本当につらい選択だと思う

昨日は「東国原知事、突然の方針転換・戸惑う種牛農家」ってトピックが

駆け巡ったが、ちゃんと会見を聞いていればこんなバカなタイトルには

ならない。

知事は、

「移動制限解除をこれ以上延ばせない。しかし、種牛が生きている限り
 解除しないと恫喝された。勧告はするが、私の本意ではない。」

と、明確に発言している。しかし、ニュースでは上記のとおり。

一次情報源まで確認しないと何が起こったのか信用できないこのごろだ。

結局農水省は、種牛殺処分と移動制限解除を抱き合わせることで、

殺処分をせざるをえないように仕向けたのだ。

最近の口蹄疫問題で、なんでこんなに苛立ちを感じるのか。

それはやっぱり、政権与党の当事者意識の無さに尽きる。

迅速に対策本部を設置した。指示を出した。殺せと言ったのに。
政府の対応に何の問題も無かった。県は危機意識が足りない…

どれひとつとっても、当事者意識が無く、自分の手を汚さない。

選挙中の総理発言でも自己採点は及第点でしたしね。

これは一般的に受けがいいという事業仕分けも同じだ。

権力者側が一方的に問い詰めて、メディアで晒しものする醜さ。

仕分け人と称される側は何も失うものが無く、仕分けされる側だけが

リスクを抱える歪な仕組みだと思う。

そもそも今の予算組んだの与党だって。責任あるだろうに。

しかもおばさん、はやぶさ予算仕分けを突っ込まれると

「仕分は必ずしもそうなるわけではない」とか言っちゃってるし。

そして大雨の被害が各地で発生してるのにお見舞いひとつ言わない総理。

他のことで頭がいっぱいで国の災害なんかには関心がないんだろうな。
by kerohiko | 2010-07-16 13:48 | 雑記


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