怪談

アルカス佐世保にて佐野史郎の朗読を観てきた。
怪優、佐野史郎が小泉八雲の怪談をピックアップして朗読を行うという企画で
非常に興味をそそられる内容だ。
しかもこの企画、なんと共演者が山本恭司氏である。
Kyoji Yamamotoと言えばBowow、Vowow、Wildflag、などで有名な
ハードロックギタリストである。
今回の企画でなぜこの組み合わせが実現したかって言うと、実は佐野史郎氏と
山本恭司氏は高校時代の同級生だそうで、小泉八雲縁の松江出身なのだそうな。

わたくしとしては憧れのKyoji Yamamotoを生で観れるってだけでもお腹いっぱい
なのに、好みの題材の朗読と一緒に楽しめるってことで期待しまくりだった。

そして会場に入ると舞台上には2脚の椅子と譜面台。
上手側の椅子の傍にはギターとサンプラー。
客入れの音は、ピチャピチャという水音にかすかな虫の声…

す…すてきすぎる…

そして本編は正に圧巻!
唸るギターの音で始まると、心音をギターでをかき鳴らす。
どくん、どくん、どくん…
あれ?ギター弾いてなくね?

うわっ。最初の音をサンプリングしてリピートしてんのかぁ。
その後はベースのメロディを弾いたかと思うとそれをサンプリングして
どんどんギターのフレーズを重ねていく。

そして雰囲気十分なところでおもむろに呟くような朗読が始まる。
まさに鳥肌もんの舞台である。

今回のメインであろう耳なし芳一ではとてもギターとは思えない
琵琶の音が鳴り、その音に負けない亡霊の恐ろしい声が会場に響く。

ほんとにお腹いっぱいになる豪華な舞台でした。
このシリーズは既に2本松江と東京で上演されてるそうで、今回(3本目)は
初の九州での上演だったらしい。
ぜひまた別の演目で九州にきて戴きたいものだ。
by kerohiko | 2009-07-31 23:36 | 舞台


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